政策ケース・ラボについて
政策ケース・ラボは、「政策ケース」を作成し、「政策ケース」を用いた教育を実践するプラットフォームです。
「政策ケース」とは、総合政策(問題発見と問題解決)のプロフェッショナルを育成する教材です。「政策ケース」には、ある特定の政策課題についての政策立案の過程が描かれています。この「政策過程」には、現実社会の問題を解決するために必要な、人や組織や社会を動かす先端的、専門的、かつ領域横断的な知が埋め込まれています。
「政策ケース」を使いながら討議を重ねることにより、
①公共政策における意思決定とアクションプランの策定、
②政策形成、政策決定、政策実施上の出来事にかかる成果の評価、
③様々な課題の主要な要因の抽出や理解、
④それらの分析のためのスキルの習得
など、総合政策(問題発見と問題解決)のプロフェッショナルとして必要な能力を鍛えることができます。
本ラボは、「実践知」(政策過程)を追体験し、「実践知」に関する知を結集した「政策ケースブック」をつくり、SFCの新しいアカデミックコモンズを創造することに努めます。